- 2020.6.12 追記
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現在は、下記の方がおすすめかな?
2017.3.27「UEFIブート時のメニュー表示について」追記しました。
ベータ版ということでまだまだというか帯に短しな感ありで、うまく動かなかったりしますけど、将来は期待できるんでない?... みたいなw
ちょっとしか理解できてませんが試してみためもです。
これって何?
UEFI_GRUB2_PTN2_Beta6
での確認です。
えーと、やや難解なので私の低スキルでわかるレベルで... すみません。orz
- Easy2Boot に GRUB2メニューを追加する
- 第2パーティションを作成、(UEFI)isoダイレクトブート対応のisoをコピー
- GRUB2メニューから第2パーティションのisoを選択しブート、UEFI/BIOS(MBR mode) どちらの環境でもおk
- isoのデフラグ不要
通常の Easy2Boot では、UEFIブートするには imgPTN への変換が必須ですが、こちらは iso コピーのみでマルチブート可能になるわけです。
注意点として、
- secure boot には非対応
- GRUB2は imgPTN 切替で表示
- UEFIブート時は imgPTN 切替不可
- isoダイレクトブート対応のisoのみ
- 4GiB以上のisoを使用するには第2パーティションをNTFSフォーマットにする必要があるが、NTFSのisoダイレクトブートに非対応の場合あり
だいたいですが、こんなかんじで使用。
- 第2パーティションを作成、必要ファイル及び、isoをコピー(デフラグ不要)
- GRUB2の imgPTN(FAT32パーティションイメージ)を Easy2Boot(第1パーティション)へコピー
- BIOS(MBR)ブート or SWITCH_E2B.exe で GRUB2の imgPTN へ切替後、UEFI環境でブート
Windows 上でUSBメモリのパーティション切替は RMPrepUSB を使用。
作成方法
UEFI_GRUB2_PTN2_Beta6.zip
での確認です。
上記解説ページそのままですけど、
- おおまか手順
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- 解説ページのリンクから
UEFI_GRUB2_PTN2_Beta6.zip
をダウンロードして展開しておく - パーティション管理ソフトでUSBメモリに第2パーティション作成
- FAT32 or NTFS でフォーマット
- RMPrepUSB を起動、(Ctrl-o) 第2パーティションへ切替
PTN2
フォルダ内のファイルをすべてコピー- RMPrepUSB で (Ctrl-o) 第1パーティション(Easy2Boot) へ切替
\_ISO\MAINMENU
へUEFI_GRUB2_PTN2_Beta6.imgPTNLBAa23
ファイルをコピー\_ISO\MAINMENU
へ.mnu
ファイルをコピー- RMPrepUSB で (Ctrl-o) 第2パーティションへ切替
- isoを
\_ISO\MAINMENU
へコピー - RMPrepUSB で (Ctrl-o) 第1パーティション(Easy2Boot) へ切替
- UEFIブートするには、BIOS(MBR)ブート or SWITCH_E2B.exe で GRUB2の imgPTN へ切替
- 解説ページのリンクから
UEFI_GRUB2_PTN2_Beta6.zip
を展開
- USBメモリに第2パーティション作成
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間違うと大惨事!になるので最新の注意で!私は MiniTool Partition Wizard 10 を使用しました。
パーティション管理ソフトでUSBメモリに第2パーティション作成、FAT32 or NTFS でフォーマット。
- RMPrepUSB を起動、対象USBメモリを確認し、(Ctrl-o) 第2パーティションへ切替(※ RMPrepUSB は起動したままにしておく)
- USBメモリへ
PTN2
フォルダ内のファイルをすべてコピー
- RMPrepUSB で (Ctrl-o) 第1パーティション(Easy2Boot) へ切替(2 を指定)
UEFI_GRUB2_PTN2_Beta6.imgPTNLBAa23
ファイルを\_ISO\MAINMENU
へコピー
.mnu
ファイルを\_ISO\MAINMENU
へコピー
- RMPrepUSB で (Ctrl-o) 第2パーティションへ切替
- isoを
\_ISO\MAINMENU
へコピー
【追記】解説によりますと、isoのリネームが必要なようです。ubuntu.iso
, knoppix.iso
など。ウチでは それでもだめでしたが… UEFIブート時がだめでしたが、ちょっと修正すればOKとなりました!(※ 後述参照あれ)
リネームするファイル名については Grub2_Payloads_Beta?.xls
を参照。
- RMPrepUSB を起動、(Ctrl-o) 第1パーティション(Easy2Boot) へ切替(2 を指定)
- UEFIブートするには、BIOS(MBR)ブート or SWITCH_E2B.exe で GRUB2の imgPTN へ切替
ちょっと編集
【2017.3.27 追記】後述してますが、ちょっと編集すれば表示可となりました。
【2017.4.3 追記】通常はこのファイルは不要だと思われます。
解説ページ、及び対応xlsファイルを参照してisoのリネームなどしてみましたが、メニューにisoは表示されませんでした。orz 。゚(゚´Д`゚)゚。
というわけでちょっと足掻いてみました。(*´σー`)
GRUB2 にメニューを追加します。追記しているisoはいまんとこ下記3点のみ。第2パーティション(※ 元の Easy2Boot じゃない方)の /_ISO/MAINMENU/
へコピー。
ubuntu-ja-16.04-desktop-amd64.iso
(1.29GB)KNOPPIX_V7.6.1DVD-2016-01-16-EN.iso
(4.14GB)systemrescuecd-x86-4.9.3.iso
(491MB)
/boot/grub/main.cfg
の# ########## START MENU #################
下(162行目)に追記
if [ -e "/boot/grub/palm84.cfg" ]; then menuentry "Menu 2" --unrestricted { configfile /boot/grub/palm84.cfg } fi
/boot/grub
に下記ファイル追加
スクリーンショット
- UEFIブート GRUB2メニュー
- Menu2
- Menu2 - Ubuntu 詳細
- Easy2Boot - ブートメニュー
- Easy2Boot - Partition2 メニュー
- Easy2Boot - GRUB2 imgPTN 切替後の CSMメニュー
- BIOS(MBR mode) - GRUB2 ブートメニュー
- BIOS(MBR mode) - GRUB2 ブートメニュー - Menu2
【2017.3.27追記】UEFIブート時のメニュー表示について
※ 作者様、コメントありがとうございます。
ウチではコピーしたisoのブートエントリが表示されなかったので原因を探ってみました。(※ MBR mode でのブートは 通常及び PLoP Boot Manager 使用時も問題なし)
【2017.4.3 追記】通常はブートしたUSBメモリは hd0
となる筈なのでこの作業は不要だと思われます。
UEFI_GRUB2_PTN2_Beta8
での確認です。
環境は以下の通り、
- バージョン - UEFI_GRUB2_PTN2_Beta8
- microSDHC 8GB + USB2.0カードリーダー
- Partition1 = FAT32
- Partition2 = NTFS
- VMware Player 12 (UEFI), 及び実機 hp ノートPC (UEFI + secure boot off)
/_ISO/MAINMENU
に3点コピーKNOPPIX_V7.6.1DVD-2016-01-16-EN.iso
-knoppix.iso
にリネームsystemrescuecd-x86-4.9.3.iso
-systemrescuecd.iso
にリネームubuntu-ja-16.04-desktop-amd64.iso
-ubuntu.iso
にリネーム
UEFIブート時はGRUB2メニューにはなんも出ない... orz
はて、と原因を探ってみまする。
コマンドごにょごにょ
USBメモリは hd1
になってますね。
grub> search -f /_ISO/MAINMENU/grub2/defaults.txt hd1,msdos2 grub> search -f /_ISO/MAINMENU/ubuntu.iso hd1,msdos2
ふーむ、変数 root2
に齟齬があるみたいですね。
grub> echo $isofpath (hd0,msdos2)/_ISO/MAINMENU/ grub> echo $root2 (hd0,msdos2)
なれば、こうすればどうじゃ
grub> set root2=(hd1,msdos2) grub> set isofpath=(hd1,msdos2)/_ISO/MAINMENU/ grub> ls $isofpath/ grub2/ knoppix.iso MNU/ systemrescuecd.iso ubuntu.iso grub> configfile $isofpath/grub2/linux_menu.grub2
キタ――(゚∀゚)――!!
というわけで、$root2
が正しく設定されればよいのではないか?
とりあえずな対症療法ですけど弄ってみましたよ!
GRUB2のimgPTNに切り替えた状態で下記ファイルを編集...
/boot/grub/main.cfg
22: set root2=(hd0,msdos2) 23: if [ -e (hd0,msdos1)/_ISO/MAINMENU/grub2 ] ; then set root2=(hd0,msdos1) ;fi 24: set isofpath=$root2$isopath
- 24行目に、下記の24,25行を挿入
22: set root2=(hd0,msdos2) 23: if [ -e (hd0,msdos1)/_ISO/MAINMENU/grub2 ] ; then set root2=(hd0,msdos1) ;fi 24: if [ -e (hd1,msdos1)/_ISO/MAINMENU/grub2 ] ; then set root2=(hd1,msdos1) ;fi 25: if [ -e (hd1,msdos2)/_ISO/MAINMENU/grub2 ] ; then set root2=(hd1,msdos2) ;fi 26: set isofpath=$root2$isopath
こんなかんじ ( ^ω^)・・・
- 日本語環境では... 要編集
-
SystemRescueCd は元々英語版なので問題なしでしたが編集なしだと、Ubuntu は英語環境、KNOPPIX は起動途中で止まったり、するので日本語環境用に
\_ISO\MAINMENU\grub2\linux_menu.grub2
(など)の編集が必要です。(※ 後日やるつもり... すみませぬ。)
いろいろ
GRUB2 imgPTN への切替時、パーティション No.1 を書換するので元の Easy2Boot パーティションは見えなくなる。
Number Start End Size Type File system Flags 1 624MB 670MB 46.0MB primary fat32 boot, lba 2 1075MB 7948MB 6873MB primary ntfs lba
isoのままでマルチブート可能になるのは魅力ですが、secure boot 非対応だったり、persistent 機能が使えないのはいまいちかもですね。現時点では今後の進歩に期待、てなかんじでしょうか。(´・ω・`)
【2017.3.27 追記】さっき気付きましたが、SWITCH_E2B.exe でパーティションの切替もできました。パーティション作成後は RMPrepUSB を使わなくてもいいかも。 (´・ω・`)
ほなであります