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WimBuilder2 でカスタマイズ Windows PE の作成

WOW64有効なWinPEが欲しくて探してたらこんなのがありやした。Win builder ならぬ Wim Builder とな。

目次

about

カスタマイズ作成ツールは Win Builder が有名ですよね。でも怠慢なワシは最近は更新してないんかなと勝手に思ってました。さにあらずでかなり細分化というか先鋭化ちゅーか、派生版的なやつがぎょーさん出てるみたいです。その中の一例ですけど…

WimBuilder2 Release (v2021.11.11) をインストール (ファイル展開のみ)、Update 実行後の v2022.02.02 での確認です。

※ 下記ページよりダウンロードした Windows 11 (multi-edition ISO) (Win11_22H2_Japanese_x64.iso) を使用 (現在は Win11_22H2_Japanese_x64v1.iso )

作成したPE起動後のバージョン情報

Caption             : Microsoft Windows 11 Enterprise
EditionID           : Professional
OSArchitecture      : 64 ビット
ProductName         : Windows 10 Enterprise
ServicePack         : 0
CurrentVersion      : 6.3
Version             : 10.0.22621
BuildBranch         : ni_release_svc_prod3
DisplayVersion      : 22H2
ReleaseId           : 2009
CurrentBuildNumber  : 22621
UBR                 : 382
BuildLabEx          : 22621.317.amd64fre.ni_release_svc_prod3.220719-1658

後で気付きましたが、Win10XPE Project ベースということなので、Windows 10 のisoから作成するほうが安定してるかと思われます。

とりあえずやってみたレベルなんでご了承くだされ。

過去のめも

iso作成

  • WimBuilder.cmd 実行

  • まず Settings で「Theme」(テーマ)をお好みで

  • 右下の確認画面で Yes

※ 尚、MediaCreationTool で作成したisoの場合はここで [Proffesional] を選択する必要あり

使用する iso をエクスプローラーで開いておくとドライブにマウントされる、isoの展開は不要。

  • 準備 でisoがマウントされたドライブを選択

  • install.wim の番号選択は 3 の Pro の方がいいかな

  • Project - 確認するだけ

  • Customize - 32bitアプリを実行したいので [WOW64 Support] 及び Runtime系にチェック

  • Building - まず 0-cleanup 実行

  • [Create ISO after Building] にチェックして 1-build(log) を実行 (ウインドウ枠内に出力)

  • 途中 コマンド プロンプト 窓が開くのでキーボードを操作 (Esc押しとか) しないように注意!

  • 作成終了

  • _Factory_ フォルダに BOOTPE.iso (834MiB) が作成された

更新確認
  • Update 押すだけ

ブート確認

下記環境でのスクリーンショットです

  • ホスト - Windows 11 Pro 22H2
  • VMware Workstation Player 16.2.4
  • ゲスト - Windows 11 Enterprise 評価版, Secure boot, TPM 有効
  • 起動 - マークが正方形になってるw

  • デスクトップ - スタートメニューが反応しません... orz (※ 正常表示できたisoもあったのですけど)

※ [Components] [StartMenu]で Auto ではなく StartlsBack にチェックで下記の通り表示できた。(リモートデスクトップは後で追加したやつ)

  • エクスプローラー - コントロール パネルのリンクあり

  • タスクバー コンテキスト メニュー

  • タスク マネージャー - 英語表示

  • -R - ファイル名を指定して実行

  • notepad - メモ帳起動

  • CapsLock キーで日本語入力可

  • ネットワークドライブへのアクセス - \\ホスト名

  • CUI画面で user/pass 入力


  • シャットダウン / 再起動

いろいろ

えーと、これの作成目的は WinPE 上で Easy2Boot の32bitアプリである Swich_E2B.exe の実行でしたが、ばっちりおkでした。起動可能な Windows PC がない場合でも imgPTN の切替ができしまうのですよ!(それがどーした的なw)

【2022.10.16 追記】書きました~

WinRE (回復環境) の組み込み、リモートデスクトップや便利そうなアプリの追加などは、ぼちぼち確認していく所存であります!(ゆーは易し的なw)


ほなルダー!