- 作者: 隆慶一郎
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今さらですが読みました... (;´・ω・)
『影武者徳川家康』(かげむしゃとくがわいえやす)は、隆慶一郎作の時代小説。徳川家康が実は関ヶ原の戦いで西軍により暗殺され、影武者と入れ替わっていたという内容で、『静岡新聞』に1986年1月4日から1988年11月30日にかけて連載され、1989年新潮社から上下巻で刊行された。1993年、上中下の全3巻で文庫化。
影武者徳川家康 - Wikipedia
慶長五年関ヶ原。家康は島左近配下の武田忍びに暗殺された! 家康の死が洩れると士気に影響する。このいくさに敗れては徳川家による天下統一もない。徳川陣営は苦肉の策として、影武者・世良田二郎三郎を家康に仕立てた。しかし、この影武者、只者ではなかった。かつて一向一揆で信長を射った「いくさ人」であり、十年の影武者生活で家康の兵法や思考法まで身につけていたのだ……。
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ドラマにもなってましたね。家康が西田敏行、島左近が高橋秀樹、内藤剛志さんの暗い柳生宗矩が渋かった。
関ケ原以降の出来事は史実通り進みながら、その背景は独自ストーリー。隆慶一郎作品では恒例の「秀忠悪者設定」ですが、小心者なので陰謀の失敗の度に復讐に恐れおののきつつながら何度も懲りずに陰険酷薄な嫌がらせを必死に考えるという性格がわかりやすくて面白い。
長編なので読み応えありますが、後半の大坂の陣以降はちょっとストーリーに違和感ありあり。「忍び」の活躍はヒーロー漫画的で面白いのですが、最後の方はエスカレートしすぎで「リングに駆けろ」風どこまで行くの?駄SF(笑)みたいな。
「捨て童子・松平忠輝」と内容は少し重複。但し、忠輝は超人ではなく有能だが普通の人間設定(笑)。
先にドラマを見ておいた方が面白いかもしれませんなぁ。
あ、あと、読んでませんがマンガの方は超イケメン武将設定なのかな(笑)。
ほなです
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